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新しい年

どんなに輝かしい未来よりも
慎ましやかな今日の日
どんなに大きな幸せよりも
今手の中にあるささやかな喜び
今が一番幸せ

今年もたくさんのときめきときらめき
少しばかりの涙
そして変わらぬ思いを

あれほど慌ただしかった昨日までが、まるでウソのような、穏やかな気持ちで迎える今日。夜が明けることが、日がさすことが、当たり前のことが、うれしくありがたく、胸が熱くなる。
目を閉じれば過ぎた日が手を振る。
耳をすませば、待っている明日が声をかける。
平凡な当たり前の日常が、かけがえのない奇跡だということを、何度でも新しくやり直せることを、告げるように日は昇る。
すべてのことに感謝して、また歩き出す。
(03.01.01)

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