清水舞のふるさと

加美町(現在:多可町加美区)

雲門寺駐車場より集落を望む加美町 (合併により現在は、多可町加美区になりました)は、兵庫県の中央部にある四方を山に囲まれた、人口8000人にも満たない、小さな田舎町です。 土地の9割が山林という、自然がそのまま残っている心豊かな町です。 清水(きよみず)は、加美町の中でも北部にあります。昼間と夜間の温度差が大きいため、こしひかりやミルキークイーンの生育にとても適しています。 夏は涼しくて過ごしやすいのですが、冬には雪が舞う日が多くなります。一面の銀世界は、とてもきれいです。

清水(きよみず)

用水路にはいつも澄んだ水が流れています 清水(きよみず)その地名の示すとおり、水がとてもきれいな村です。 集落の中を流れる小川はいつも澄んでいます。 杉や桧が植林された深い山に蓄えられた雨や雪は、谷川にそそぎやがて清流となって田を潤します。 それはまさに自然の恵みそのものです。「清水舞」「清水の舞」は、このきれいな水によってはぐくまれます。 この地に生まれこの地で米作りができることを、何よりも誇りに思い、「きよみずのこめ」(きよみずまい)ということで「清水舞」「清水の舞」と名付けました。

豊かな自然の中で

済んで水底が見える杉原川 集落の東には杉原川が流れています。深い山から流れ出た水は谷川を通り、田畑を潤し、やがて杉原川に流れます。いつも澄んで川底が見える水辺は、 たくさんの生物の住みかです。夏には蛍が乱舞し、別世界へと誘います。
そんな豊かな自然の中で、米は育まれます。

自宅の裏から見た山 我が家の裏庭の真正面には、杉桧の植林された山が立っています。その姿はまるで私たち人間の生活を見守っているかのようです。 いつも見守らながら、農作業に励みます。辛いときもくじけそうになるときも、山を見ればいつしか心和み勇気が出てきます。